「ホームページを作りたいけれど、なるべくお金はかけたくない。無料で自分で作れないかな」と考えている方は多いと思います。
ホームページは、無料で自分で作れます。ただ、無料には限りがあるので、「作った後も自分で育てられるか」で、自分で作るか頼むかを選ぶのが大切です。
この記事では、福井で小さなお店のホームページやLINEづくりをお手伝いしている立場から、無料で使えるサービスやAIでできること、無料と頼むのとの違い、自分で作るのが向いているお店の目安をまとめました。
- 無料でホームページを作れるサービスと、その制限
- AIでホームページを作るときに、できること・できないこと
- 無料(自分で作る)と有料(頼む)の違い
- 自分で作るのが向いているお店、頼んだ方がいいお店
ホームページは無料で自分で作れる?
ホームページは、無料のサービスを使えば、専門の知識がなくても自分で作れます。
今は、文字や写真を並べるだけでページを作れるサービスがいくつもあります。パソコンに慣れている方なら、数日で形にすることもできます。
ただし、無料で使える範囲には限りがあります。多くのサービスで、次のような制限があります。
- ページにサービスの広告や名前が出る
- URLにサービス名が入り、「お店の名前.com」のような独自ドメインが使えない
- 作れるページの数や、使える機能に上限がある
お店の名前で検索した人が見る「お店の顔」として使うなら、この制限が気にならないかを先に考えておくと安心です。
無料で作れるおすすめのサービス(Wix・Googleサイト・Canva)
無料で始めるなら、Wix・Googleサイト・Canvaの3つが代表的です。どれも無料で公開まではできますが、URLや広告の扱いが違います。
| サービス | 向いているお店 | 無料で使うときの主な制限 |
|---|---|---|
| Wix | 見た目にこだわりたい、ページを増やしたい | Wix の広告が出る/URL が「〇〇.wixsite.com」になる/独自ドメインは有料プランから |
| Googleサイト | まずは情報をまとめた1ページがほしい | URL が「sites.google.com/view/〇〇」になる/デザインの自由度は低め/独自ドメインをつなぐには設定が要る |
| Canva | チラシや SNS の画像を Canva で作っている | ページの下に「Designed with Canva」が出る/URL が「〇〇.my.canva.site」になる/独自ドメインは購入かつなぎ込みが要る |
出典:Wix「Wixの無料プランでできること」、Google サイト ヘルプ、Canva ヘルプ(2026年10月時点)
Wix:見た目にこだわりたいお店向け
Wix は、用意されたデザインを選んで、文字や写真を差し替えて作るサービスです。デザインの種類が多く、ページも増やしやすいのが特徴です。無料プランは期限なく使えますが、ページに Wix の広告が出て、独自ドメインは使えません。
Googleサイト:まず情報をまとめたいお店向け
Googleサイトは、Google のアカウントがあれば無料で使えます。デザインの自由度は高くありませんが、営業時間や地図、メニューなどをまとめた簡単なページなら、すぐに作れます。
Canva:チラシを Canva で作っているお店向け
Canva は、チラシや SNS の画像づくりでおなじみのデザインツールです。実は、ホームページ(Webサイト)も作って公開できます。ふだん Canva を使っているお店なら、同じ感覚で作れるのが良いところです。
鈴木Canvaで作ったお店のサイトも見かけるようになりました!
ただし、Canva はもともとデザインのためのツールです。ページを増やしたり、お知らせを更新したりといった「ホームページとしての使いやすさ」は、Wix などの専用のサービスの方が向いています。
ホームページ作成はAIでできる?
AIを使えば、ホームページの文章やページの形のたたき台は、短い時間で作れます。ただ、何を載せるかを決めることと、写真や作った後の更新は、自分でやる必要があります。
最近は、ChatGPT などの AI に「〇〇のお店のホームページを作りたい」と頼んで、文章やページの形を考えてもらう方が増えています。Wix などのサービスにも、質問に答えるとページのたたき台を作ってくれる機能があります。
AIが得意なこと
- お店の紹介文や、メニューの説明文のたたき台を作る
- どんなページを作ればいいか、構成の案を出す
- 文章を読みやすく直す
AIだけでは難しいこと
- お店の強みや、誰に来てほしいかを決める(AIは、聞かれたことに答えるのは得意ですが、お店のことはお店の方がいちばん知っています)
- お店や商品の写真を用意する
- 公開した後に、情報を新しくしていく



AIは、文章の下書きづくりにとても便利です!
AIが作った文章は、そのまま使わずに、お店の言葉に直して使うのがおすすめです。どのお店にも当てはまるような文章になりやすいからです。
無料と有料(頼む)の違い
無料(自分で作る)と頼む場合のいちばんの違いは、「お金」よりも「時間」と「伝わり方」です。
| 比べること | 無料(自分で作る) | 頼む |
|---|---|---|
| かかるお金 | 無料〜毎月数千円 | 個人なら10万〜50万円、制作会社なら30万〜100万円ほど |
| かかる時間 | 文章・写真・並べ方をすべて自分で。お店の仕事と並行すると何か月もかかることも | 打合せや確認の時間が中心 |
| 見た目・伝わり方 | 用意されたデザインの範囲で作る | お店の強みの伝え方や、見る人が迷わない並べ方まで一緒に考えてもらえる |
| URL・広告 | サービス名の入った URL、広告が出ることも | 独自ドメインで、広告は出ない |
| 作った後の更新 | 自分でできる(そのぶん自分の時間を使う) | 自分で更新できるように作ってもらうか、頼む |
| 困ったとき | ヘルプを見て自分で解決 | 作った人に相談できる |
出典:費用は1本目の記事と同じ(アットソーホー「ホームページ制作を外注する費用相場」)


自分で作るのが向いているお店・頼んだ方がいいお店
次の質問に「はい」が多ければ、まずは自分で作ってみるのがおすすめです。
- パソコンやスマホで、文章や写真をまとめる作業が苦にならない
- 載せたい文章と写真が、ある程度そろっている
- 作るための時間を、毎週まとめて取れる
- まずは営業時間や場所が分かれば十分で、凝った見た目は求めていない
- 公開した後も、自分で情報を新しくしていける
反対に、「はい」が少ない場合や、次のようなお店は、頼むことも考えてみてください。
- 新しいお客様を増やしたい、予約や問い合わせを増やしたいなど、ホームページに大事な役割がある
- お店の仕事が忙しく、作る時間が取れない
- こだわりや歴史など、伝えたいことはあるけれど、まとめ方が分からない



迷ったら、何のために作るかから考えてみてください!
無料でホームページを作るときの注意点
無料のサービスは、条件が変わったり、あとから引っ越しが必要になったりすることがあります。
- 無料で使える条件は、サービスの都合で変わることがあります。たとえばペライチは、2025年10月から無料のプランではページを公開できなくなりました
- 無料の URL(サービス名の入った URL)で始めて、あとから独自ドメインに変えると、URL が変わります。チラシや名刺に載せた URL も変える必要があります
- あとで別のサービスや頼んだホームページに移るとき、作ったページをそのまま持っていけないことがほとんどです
長く使うつもりなら、最初から独自ドメインを取っておくと、あとで URL を変えずにすみます。
ホームページを無料で作るときのよくある質問
無料のまま、ずっと使えますか?



使えますが、条件が変わることもあります。
Wix や Googleサイト、Canva は、無料のままでも使い続けられます。ただ、広告や URL の制限はそのままで、無料の条件がサービスの都合で変わることもあります。
自分で作ってから、あとで頼むこともできますか?



できます!作ったページは、頼むときの材料になります。
自分で作ってみると、載せたい情報や写真が整理されます。あとで頼むときにも、そのまま打合せの材料として使えます。
WordPress は無料ですか?



WordPress 自体は無料ですが、サーバー代がかかります。
WordPress は無料で使えるソフトですが、ホームページを置くサーバーと、独自ドメインの費用(毎月1,000〜3,000円ほど)がかかります。自由度が高いぶん、設定や更新の手間は Wix などより多くなります。
頼むと、いくらかかりますか?



頼み先と作り方で、大きく変わります。
個人に頼むと10万〜50万円、制作会社なら30万〜100万円ほどが目安です。作った後に毎月かかるお金もあるので、くわしくは費用の記事をご覧ください。


まとめ|無料か頼むかは、作った後まで考えて選ぶ
ホームページは、無料で自分で作れます。ただ、無料には広告や URL の制限があり、作った後の更新も自分で続ける必要があります。
- Wix・Googleサイト・Canva なら、無料で公開まで自分でできる
- AIは文章やページの形のたたき台づくりに便利。何を載せるかは自分で決める
- 自分で作るか頼むかは、お金よりも「時間」と「伝わり方」で考える
頼む場合の費用が気になる方は、費用の記事で相場と、作った後にかかるお金をまとめています。
「自分で作るか、頼むか迷っている」という方も、LINEからお気軽にご相談ください。


